また今回はちょっと戦術の話。
ドレッドノートは駆け引きのゲームだからどちらのエリアを殴るか、
ユニットを削りに行くか、それともライフを削りに行くかはとても重要なんだけど
アタックが確実に通るように2体アタックを繰り返して、
1ターンにHP1点と片側のユニットカード2枚の損失で満足する
という戦術は実はかなりリスキーだといえるよという話。
こういう事がよくある。
わたしが黒系のデッキを使っているとするよね。
黒単ダミーであったり、あるいはゴモリーデッキであったり。
それで1ターン目に不覚を取って片側のHP3点を全損してしまったとする。
したらわたしは2ターン目は残ライフ側にゴモリーやバティン等の防御力の高いユニットを配置するだろう。
相手は先攻初手はS&Sパンチでライフ側を狙ってくる。
これをМで受けに行くリスキーな戦法はよっぽど手札が良くない限りは取りたくないので
わたしはノーリアクションでSユニット1体を差し出す。
わたしの返しのターンは大抵ライフの残っている側をМ1体で殴りに行くけどこれは通じたり通じなかったりだ。
そして相手の2ターン2手目、М単騎アタックでは魔風キャッチが怖いのか、
慎重にМユニット2体でアタックしてくる事が多い。
アタックダメージ250点以上だといくらバティンやゴモリーでも盾や魔風では受け切れない。
どうせHP1点の損害だし、こういう場合ではほとんどリアクションはしない。
やったとして手札とログが余っていたらアスモデウスの眼光を使うくらい。
結果としてわたしはこの2ターン目、
ユニットカード2枚にHP1点、それに呪詛、呪言を使用していた場合は手札をもう1枚、
つまり多くても手札3枚とHP1点の被害で凌ぐ事が出来た事になる。
コードはこちらのアタック時には使用しているが相手のアタック時には使用していない。
いや、ダメ元のアスモデウスの眼光なら使っているかもしれないか。
相手が2体でアタックしているなら槍1枚の追加で貫通される事が多いけど。
2ターン目で慎重に2体アタックをやってくる人は3ターン目も2体アタックでHPを堅実に1点削る。
後攻デッキで残HPが1点は危険なので出来たらできたら3ターン目で決着をつけたいが、
毎回上手く行くわけではない。
こちらも攻めあぐねて勝負の4ターン目を迎える事が多い。
S&SアタックからのМ&МアタックではなくS&Мアタックを2回だったりする事もあるが、
結果は同じだ。
4ターン目はHP1点しか残っていないんだから出し惜しみはしていられない。
最初にギリギリまでゴッドドローをして手札を整え、相手のアタックには全力でリアクションしていく。
そこで決め手になる確率が高いのは言うまでもなくべルゼブブの魔風2連発。
Sユニットのアタックならそのまま溶かせるし
Мユニットからアタックしたからって魔風からは逃げられないよ。
МのBPを-80してからこっちの手番になるだけだ。
こちらが温存していたコードはべルゼブブの魔風だけではない。
衰弱効果は持続するのでコードを連続で使用したときの爆発力は黒が随一。
このパターンになるとだいたい勝つ。
1ターンの間に魔風2枚とバルバトスの魔弾まで使ったらそら勝つ。
4ターン目開始時点のこちらのHPが残1で、相手が残2以上だったとしても逆転勝利。
この4ターン目の大攻勢は、上手く決まると本当に一方的なので
試合後の感想はそこまで手札が揃ったら今回は仕方ないな、というのがほとんど。
ディスペルor天眼かラートリのような専用カードでしか防げないもんね。
「そこだけを抜き出してみれば」
たまたまわたしの今回の手札回りが良かったように思えても仕方がない。
いや、違うんだよ。
この2枚のべルゼブブの魔風のうちの1枚は確かに今ゴッドドローしたものだが、
もう1枚のほうは1ターン目に引いて、ずっと手札に温めていたカードなんだよ。
あなたは1ターン目から3ターン目まで、ずっとべルゼブブの魔風を警戒してアタックし、
だからわたしはこの1枚目のべルゼブブの魔風を使用する機会を与えてもらえなかった。
その代わり、HPは2ターン目以降1点ずつしか削られなくなったので、
勝負は4ターン目までもつれ込んだ。
こちらが消費しているカードは毎回衰弱を付与しても1ターンにユニットカードが3枚のみ。
防御用のコードを使う場面は一度もなかったんだよ。
はじめ7枚からスタートした手札は後攻なら1ターンに2枚増える。
4ターン目で手札を通過したカードは4ターン目で15枚になる。
バーストのほうは一度もゴッドドローしていなければ9枚になっているはず。
これを3枚引いてもまだ2コストユニットをキャストしつつ6ログ使える。
合計18枚も引いていたら魔風2枚だって揃うよ。
ドレッドノートがいくら戦術重視のゲームといってもカードゲームだから
初手で揃ったカードでワンサイドゲームで終わるということもそりゃ頻繁にあるよ。
しかし、相手にコードを切らせない慎重戦術でゲームを長引かせた結果、
相手の手札がそのうちコードだらけになって逆襲を食らうのは、運の問題じゃないよ。
「相手のコードを無力化する事を目的とした慎重戦術」
というのは、実はとてもリスキーなんだよ。
そりゃ魔風の連続使用はゲームが即終了する脅威だ。
しかもキャスターの1人が黒で手札2枚と2ログが残っていたら
1ターン目からでも飛んでくる可能性があるこのゲーム最大のクソゲー要因。
しかしこのターンだけ使わせずにやり過ごせたら
相手の手札からべルゼブブの魔風のカードはひとりでに消え失せるのか?
そんなことは無い。
それどころか今はまだ1枚しか持ってなかったのに次のターンで2枚に揃ってしまう。
その可能性が一番高い。
こういう場合だと、こちらの防御がぬるかったら2ターン目でHP全損させるつもりで
全力でHPを狙いに来るのが正解だった。
それでべルゼブブの魔風を温存しながらでは凌げない攻撃力があったら
こっちは一向に手札を揃えることはできないし、そもそも2ターン決着もあり得た。
1ターンやり過ごして手札とコードを整えるというのは戦術としてはアリなんだけど
それもちゃんとした見通しがあっての話。
ユニットカード2枚にHP1点だけ、手札から1枚のリアクションも引き出せなかった、というのは
1ターンの戦果として見た場合、最悪の結果に近い。
そのターンは1点もHPを削れなかったとしても
こちらがアタック増強コード1枚と相手がアタック軽減コード1枚の交換くらいはやっておいた方が良い。
そのターンはダメージ0でも1回でも通れば一気にHP3点全損出来るんだから。
アタック軽減コードは今使われるより溜めて使われるほうが厄介だ。
今回は分かりやすく魔風を例に取っているが、これは魔風に限った話ではない。
1ターンの間コードも覚醒も1枚も使わせずにやり過ごされるのはどんなデッキ相手でもいい事ではない。
たとえばヘラクレスの覚醒は脅威だが、だからといって
毎回大きなダメージでしか殴らない、ではどんどん不利になっていくだろう。
今、HPでリードを取っていたとしても安心していられない。
むしろリードが取れているという事は今のところ相手の手札は回っていないという事なので、
畳みかけるチャンスである。
ゲームに勝つにはどういう手順で相手のHPを全壊させるか最後までのプランが必要であり、
勿論それは構築段階から用意されていなければならない。
ここまで書いておいてなんだけど、そりゃ、手札にストライキング系のカードが1枚もなくて、
こっちのМのBPが相手のМのBPより低かったら、2体で殴るしかないからね。
しかし耐久130のユニットがアタック50軽減の1ログコードを握っているデッキが全盛の環境であるなら
デッキはそれを見越してそのユニットを倒せる構築が為されていなければならない。
キントキをМ単騎アタックで倒せないのにコードやアビリティ火力もないというデッキも危険だ。
赤青レジェンドビーストに時間を与えてはいけない。
こいつらの猛攻を6ターン耐えきって削り勝つなんて(黄単以外には)無理だからね。
ドレッドノートは駆け引きのゲームだからどちらのエリアを殴るか、
ユニットを削りに行くか、それともライフを削りに行くかはとても重要なんだけど
アタックが確実に通るように2体アタックを繰り返して、
1ターンにHP1点と片側のユニットカード2枚の損失で満足する
という戦術は実はかなりリスキーだといえるよという話。
こういう事がよくある。
わたしが黒系のデッキを使っているとするよね。
黒単ダミーであったり、あるいはゴモリーデッキであったり。
それで1ターン目に不覚を取って片側のHP3点を全損してしまったとする。
したらわたしは2ターン目は残ライフ側にゴモリーやバティン等の防御力の高いユニットを配置するだろう。
相手は先攻初手はS&Sパンチでライフ側を狙ってくる。
これをМで受けに行くリスキーな戦法はよっぽど手札が良くない限りは取りたくないので
わたしはノーリアクションでSユニット1体を差し出す。
わたしの返しのターンは大抵ライフの残っている側をМ1体で殴りに行くけどこれは通じたり通じなかったりだ。
そして相手の2ターン2手目、М単騎アタックでは魔風キャッチが怖いのか、
慎重にМユニット2体でアタックしてくる事が多い。
アタックダメージ250点以上だといくらバティンやゴモリーでも盾や魔風では受け切れない。
どうせHP1点の損害だし、こういう場合ではほとんどリアクションはしない。
やったとして手札とログが余っていたらアスモデウスの眼光を使うくらい。
結果としてわたしはこの2ターン目、
ユニットカード2枚にHP1点、それに呪詛、呪言を使用していた場合は手札をもう1枚、
つまり多くても手札3枚とHP1点の被害で凌ぐ事が出来た事になる。
コードはこちらのアタック時には使用しているが相手のアタック時には使用していない。
いや、ダメ元のアスモデウスの眼光なら使っているかもしれないか。
相手が2体でアタックしているなら槍1枚の追加で貫通される事が多いけど。
2ターン目で慎重に2体アタックをやってくる人は3ターン目も2体アタックでHPを堅実に1点削る。
後攻デッキで残HPが1点は危険なので出来たらできたら3ターン目で決着をつけたいが、
毎回上手く行くわけではない。
こちらも攻めあぐねて勝負の4ターン目を迎える事が多い。
S&SアタックからのМ&МアタックではなくS&Мアタックを2回だったりする事もあるが、
結果は同じだ。
4ターン目はHP1点しか残っていないんだから出し惜しみはしていられない。
最初にギリギリまでゴッドドローをして手札を整え、相手のアタックには全力でリアクションしていく。
そこで決め手になる確率が高いのは言うまでもなくべルゼブブの魔風2連発。
Sユニットのアタックならそのまま溶かせるし
Мユニットからアタックしたからって魔風からは逃げられないよ。
МのBPを-80してからこっちの手番になるだけだ。
こちらが温存していたコードはべルゼブブの魔風だけではない。
衰弱効果は持続するのでコードを連続で使用したときの爆発力は黒が随一。
このパターンになるとだいたい勝つ。
1ターンの間に魔風2枚とバルバトスの魔弾まで使ったらそら勝つ。
4ターン目開始時点のこちらのHPが残1で、相手が残2以上だったとしても逆転勝利。
この4ターン目の大攻勢は、上手く決まると本当に一方的なので
試合後の感想はそこまで手札が揃ったら今回は仕方ないな、というのがほとんど。
ディスペルor天眼かラートリのような専用カードでしか防げないもんね。
「そこだけを抜き出してみれば」
たまたまわたしの今回の手札回りが良かったように思えても仕方がない。
いや、違うんだよ。
この2枚のべルゼブブの魔風のうちの1枚は確かに今ゴッドドローしたものだが、
もう1枚のほうは1ターン目に引いて、ずっと手札に温めていたカードなんだよ。
あなたは1ターン目から3ターン目まで、ずっとべルゼブブの魔風を警戒してアタックし、
だからわたしはこの1枚目のべルゼブブの魔風を使用する機会を与えてもらえなかった。
その代わり、HPは2ターン目以降1点ずつしか削られなくなったので、
勝負は4ターン目までもつれ込んだ。
こちらが消費しているカードは毎回衰弱を付与しても1ターンにユニットカードが3枚のみ。
防御用のコードを使う場面は一度もなかったんだよ。
はじめ7枚からスタートした手札は後攻なら1ターンに2枚増える。
4ターン目で手札を通過したカードは4ターン目で15枚になる。
バーストのほうは一度もゴッドドローしていなければ9枚になっているはず。
これを3枚引いてもまだ2コストユニットをキャストしつつ6ログ使える。
合計18枚も引いていたら魔風2枚だって揃うよ。
ドレッドノートがいくら戦術重視のゲームといってもカードゲームだから
初手で揃ったカードでワンサイドゲームで終わるということもそりゃ頻繁にあるよ。
しかし、相手にコードを切らせない慎重戦術でゲームを長引かせた結果、
相手の手札がそのうちコードだらけになって逆襲を食らうのは、運の問題じゃないよ。
「相手のコードを無力化する事を目的とした慎重戦術」
というのは、実はとてもリスキーなんだよ。
そりゃ魔風の連続使用はゲームが即終了する脅威だ。
しかもキャスターの1人が黒で手札2枚と2ログが残っていたら
1ターン目からでも飛んでくる可能性があるこのゲーム最大のクソゲー要因。
しかしこのターンだけ使わせずにやり過ごせたら
相手の手札からべルゼブブの魔風のカードはひとりでに消え失せるのか?
そんなことは無い。
それどころか今はまだ1枚しか持ってなかったのに次のターンで2枚に揃ってしまう。
その可能性が一番高い。
こういう場合だと、こちらの防御がぬるかったら2ターン目でHP全損させるつもりで
全力でHPを狙いに来るのが正解だった。
それでべルゼブブの魔風を温存しながらでは凌げない攻撃力があったら
こっちは一向に手札を揃えることはできないし、そもそも2ターン決着もあり得た。
1ターンやり過ごして手札とコードを整えるというのは戦術としてはアリなんだけど
それもちゃんとした見通しがあっての話。
ユニットカード2枚にHP1点だけ、手札から1枚のリアクションも引き出せなかった、というのは
1ターンの戦果として見た場合、最悪の結果に近い。
そのターンは1点もHPを削れなかったとしても
こちらがアタック増強コード1枚と相手がアタック軽減コード1枚の交換くらいはやっておいた方が良い。
そのターンはダメージ0でも1回でも通れば一気にHP3点全損出来るんだから。
アタック軽減コードは今使われるより溜めて使われるほうが厄介だ。
今回は分かりやすく魔風を例に取っているが、これは魔風に限った話ではない。
1ターンの間コードも覚醒も1枚も使わせずにやり過ごされるのはどんなデッキ相手でもいい事ではない。
たとえばヘラクレスの覚醒は脅威だが、だからといって
毎回大きなダメージでしか殴らない、ではどんどん不利になっていくだろう。
今、HPでリードを取っていたとしても安心していられない。
むしろリードが取れているという事は今のところ相手の手札は回っていないという事なので、
畳みかけるチャンスである。
ゲームに勝つにはどういう手順で相手のHPを全壊させるか最後までのプランが必要であり、
勿論それは構築段階から用意されていなければならない。
ここまで書いておいてなんだけど、そりゃ、手札にストライキング系のカードが1枚もなくて、
こっちのМのBPが相手のМのBPより低かったら、2体で殴るしかないからね。
しかし耐久130のユニットがアタック50軽減の1ログコードを握っているデッキが全盛の環境であるなら
デッキはそれを見越してそのユニットを倒せる構築が為されていなければならない。
キントキをМ単騎アタックで倒せないのにコードやアビリティ火力もないというデッキも危険だ。
赤青レジェンドビーストに時間を与えてはいけない。
こいつらの猛攻を6ターン耐えきって削り勝つなんて(黄単以外には)無理だからね。