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Channel: 白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ
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白鳩ブログ:炎の女子高生 ドラップス

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ついにバーストを捨て山に送る事が条件の効果が表れたか。
自身のチェックとバースト1枚を引き換えに刻印を2枚配置する事が出来る。
つまり連続行動で発動できるタイガの能力に近い。
問題は、次のターンからのバーストの数が減ってしまう事。

バーストを1枚破棄して自身もチェック。
つまりノーマル状態のバーストを代償にしてしまっては使用可能なログ残量は増えない事になる。
ということはこの能力を使用する時点でバーストが1枚はチェックされていなければならない。

これは逆のいい方をすると、
キャスター2体がノーマル、配置されたバースト6枚がノーマル、合計ログ残量8ログの状態から
一気に9ログを使用できるようになるキャスター能力ではないという事。
何らかの効果で1ログ以上を使用した後、そのログを回復させて、
Acを2回に分けて合計で9ログを使用する事が出来るキャスターである。

これはタイガの性質とも共通するが、若干性能が高い。
タイガはバーストが2枚以上チェックされている状態からでなければ能力を使用する意味がない。
つまりタイガの能力を宣言する前に、なんらかの手段で2ログを消費する手順が必要という事になる。
1回のAcで、一気に限界以上のログを費やす大掛かりのコンボが完成するわけではない。

タイガはチェック状態のバーストが2枚必要で、能力の発動に1回分のAc行動を消費する。
ドラップスはチェック状態のバーストは1枚でよく、能力の発動にAc行動を消費しないが、
バースト1枚が捨て山に行ってしまうので次のターンからのバーストの数が減る。
ただし、すでに刻印が2枚以上配置されている場合は、
その刻印がチェック状態ではないなら増やしても溢れるだけである。
よくよく考えてみると、これはタイガ以上に面倒くさい。
刻印が3枚配置されている状態だとすると、合計で3ログを
事前に消費していなくてはならない事になるから。

一応、チェック状態のバーストは、わざとキャスターで受けてHPにダメージを受ける方法で
手札や特別な効果はしなくても相手手番中に増やす事は可能ではある。
気軽にできるのは1ターン目だけだと思うが。
相性が良いのはアイドルだろう。
キャストフェイズやファストフェイズになにもしなくても
メインフェイズ開始前にチェック状態のバーストを1枚作る事が出来る。

問題はこの増えた刻印2個で何をするかという事だ。
刻印は溜めるだけなら簡単である。
スケッギョルドを4枚入れて、刻印消費でしか使用できない効果のカードは入れておかない。
これだけで刻印はすぐに溢れる。
そのターン中に使えるログ残量を1増やすことで、なにかのコンボを完成させるか。
そのターン中に使える刻印の数を5枚にすることで、イングのような大技を1ターンに2回使うか。
刻印を3枚使いきった後でも次のターンに刻印を持ちこしたいか。
どの使い方もバースト1枚を消費するのに見合う効果かといえば、微妙である。

ここで改めて、バースト1枚の価値について考えてみたい。
バースト1枚は存在するだけで毎ターン、使用できるログの量を1点増やす事が出来る。
さらにノーマル状態であれば手札として引く事が出来る。
バースト1枚の価値はこれだけ絶大であるという事も出来るし、
たったこれだけしかないとも言えるだろう。
頻繁にゴッドドローするプレイヤーからしてみれば、バーストの1枚は手札1枚分の価値しかない。
どんなカートが捨て山に行くのか分からないにしても
音叉や残滓、流転などによるドロー効果1回分の価値しかない、そう捉えても間違いではない。
普段しているゴッドドローを1回我慢するだけで帳尻が合う。

わたしはその考え方には賛成しない。
ゴッドドローをどこまで我慢できるかは勝敗に直接関わってくるレベルの大きなテクニックだと思う。
なのでドラップスはよっぽど上手い使い方を考えないと使う意味がないと思うが。
ただしバースト1枚の価値は先ほども書いた通り
安く評価すればかなり安く評価する事も出来るので、キャスター能力としては
効果に見合わない大きな代償を要求されている能力ではない。
あとはその能力を活かせるカードがあるかどうか。

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